川田工房のスタートの話(初心)

1994年 念願叶って栃木の山里に陶芸の工房を築く。

翌年には同じく陶芸家を志す敦子と所帯を持ち、そこで2人仕事をはじめる予定でいた。

自称技術系な自分と、マイペースだけどセンスの光る相棒。

力を合わせれば何か面白い仕事ができると感じていた。

 

里山の小さな工房。

自分たちの志しだいでは、

また2人の協力しだいでは、 

やがて納得する仕事もできるはず。

自分の腕一本で生きていかなくてはならない厳しい世界。

切磋琢磨しあえる同志の存在が頼もしい。

そんな気持ちでいた。 

 

まだまだ道半ば。 

その頃の初心を忘れずに、常に自分を磨き

お互いを高めあっていきたい。

 

 

 

プロフィール

 

 

川田達哉  

1971年 栃木県佐野市に生まれる

 

13歳頃  益子にて作家達のさまざまな表現 手仕事に触れ、陶芸に興味を持つ

14歳頃  茶碗1個焼ける程度の小さな窯を買ってもらい、土いじりを始める


1990年 栃木県窯業指導所入所 プロとしての修行に入る
1992年 少なくなりつつある登り窯の仕事を見たいと薄田浩司氏に師事
1994年 栃木県佐野市閑馬町にて独立
1995年 結婚 以降夫婦で2人展など益子・笠間を中心に活動をする
1998年 益子「もえぎ」にて夫婦展 以後毎年18回開催
2000年 東京目白「新樹画廊」にて夫婦展
2003年 笠間「きらら館」にて夫婦展 以後毎年14回開催
2009年 益子「やまに大塚」にて夫婦展 以後7回開催
2010年 福島「うつわの店 ちゃぶだい」にて夫婦展

 

川田敦子

1973年 京都府長岡京市生まれ

1993年 嵯峨美術短期大学 陶芸科卒業

      益子で西村俊氏に師事

1995年 結婚 以降夫婦で2人展など益子・笠間を中心に活動をする

1996年 京都大覚寺「花の器展」入選
1998年 益子「もえぎ」にて夫婦展 以後毎年18回開催
2000年 東京目白「新樹画廊」にて夫婦展
2003年 笠間「きらら館」にて夫婦展 以後毎年13回開催
2009年 益子「やまに大塚」にて夫婦展 以後7回開催
2010年 福島「うつわの店 ちゃぶだい」にて夫婦展